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2006.05.28

サッカーW杯と音攻

 もうすぐサッカーのワールドカップが始まるそうだ。
 私は,サッカーについてはふだんはあまり関心がないのであるが,国の代表が世界一を争う世界的な催しであるので少なからず興味をそそられている。

 ワールドカップについてインターネットで調べていたところ,朝鮮日報という韓国の新聞社の日本語サイトで「音攻」という言葉を知った
 どうやらこのサイトでの説明によると,

 騒音で敵チームの安眠を妨害して実力を発揮させない作戦
のことらしい・・・。
 そんなのありなのか!?

 普通に考えると大変スポーツマンシップに反する行為であるような気がするのであるが,説明している大学教授(前サッカー協会技術委員)の大変にこやかな写真や「ファンによる『音功』は開催国が享受する当然の権利として認められている」との記述を見ると,私とは違う考えの人も確実にいるようだ。

 サッカーとは,そういうスポーツなのだろうか。

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2006.05.27

カーテン

 アガサ・クリスティー著「カーテン」(ハヤカワ・ミステリ文庫)を読んだ。
 言わずと知れた,エルキュール・ポワロ最後の事件である。
 なるべく発表された順に読んでいきたいという私の考えで今までずっと手をつけずにいたのであるが,とうとう未読のポワロ作品の長編はこの一作になってしまったので読むことにしたのである。
 小学5年生のころ,スタイルズ荘の怪事件で出会ったポワロともこれでお別れであると思うと感慨深い。

 常に殺人事件の渦中に身を置きながら,決して捕まることのなかったなぞの殺人犯・・・。
 その殺人犯を追ってスタイルズ荘に戻ってきたポワロと,ポワロに呼び寄せられてアルゼンチンからイギリスに戻ってきたヘイスティングズ・・・。

 久しぶりに登場したヘイスティングズがとても懐かしい。
 実際にはヘイスティングズがポワロと一緒に事件を追っていた期間は決して長くはないのであるが,やはりヘイスティングズの存在はとても大きいと思う。
 それにしてもポワロもヘイスティングズも年をとったものである。
 ヘイスティングズのあの素晴らしい伴侶,シンデレラも既に亡くなっているというのが大変辛い。
 一方で独立心旺盛なヘイスティングズの娘も登場し,これはシンデレラの娘らしい元気なところを見せてくれて,振り回されるヘイスティングズの親ばかぶりがなかなかよろしい。
 しかし,全体として,ポワロもヘイスティングズも過去の人という印象で少し寂しい物語になっている。

 ポワロのシリーズのこの幕の引き方については,今までにいろいろな文章などを読んで断片的に接していたので,概ね知っていた。
 この終わり方については賛否両論あるところであろう。
 それまでのポワロからは想像できない一面を垣間見た思いである。
 しかし,それほどポワロは,ヘイスティングズがこの作品で追い込まれて取ったある行動を心の底から憂慮したということなのであろう。

 善良で,誠実で,廉直なわが友ヘイスティングズ・・・
 かくも心優しく,良心的で潔白なきみが!
 やはり,ポワロはヘイスティングズの真の親友なのだと思う。
 それにしても,あの魅入られたようなヘイスティングズの描写は印象深く,かつ,恐ろしい。

 作品自体は最高傑作とは言えないかもしれないが,ポワロとヘイスティングズの最後の事件だと思うとやはりこの作品は特別な存在である。

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2006.05.23

KIKI

 新しいパソコンで使うウェブブラウザとして,タブブラウザを使うことにした。
 今までIEをそのまま使っていたのであるが,タブブラウザの方が便利だという話はよく聞いていたので,かねてから気になっていたのである。
 パソコンを変えたのを機に,ブラウザも変えてみようと思った次第である。

 いろいろ迷った挙げ句,KIKIというブラウザを使うことにした。
 ホームページのリンクをたどった場合にツリー型管理ができるというユニークな特徴があり,なかなか快適である。
 いつも巡回するホームページを「お気に入り」内のフォルダに入れておき,起動時にそこを読み込む設定にしたので,巡回がかなり楽になった。
 標準状態では左側にツリー表示とお気に入り表示があるので,最初は,ホームページの表示領域が圧迫される感じがして気になったが,全体の表示との切り替えは簡単にできるので,慣れてしまうとそれほど気にならない。
 KIKIは,大変使いやすいブラウザだと思う。

 IEよりはかなり快適なので,IEを標準のまま使っている人がいたら,KIKIをおすすめしておく。

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2006.05.22

5月22日のGoogle

 今日のGoogleは,サー・アーサー・コナン・ドイルの誕生日を記念して,シャーロック・ホームズバージョンになっているようだ。
 多分,日付が変わると元に戻ってしまうので,スクリーンショットで紹介する。
Google

 これはなかなかいいなぁ。

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2006.05.21

Acronis PartitionExpert Personal

 新パソコンにWindowsをインストールした後,パーティションを切ることにしようと思った。
 160Gバイトという大容量HDDを搭載したので,いくつかに切っておけば,Cドライブのバックアップも保存しておけるし,データもいくつかのドライブに分割して保存しておいた方がいいだろうと考えたのである。
 しかし,また,Windowsの再インストールをすることを考えるとうんざりしてしまった。
 それだったら,パーティション分割ツールを購入してこようと思い付いた。

 以前,パーティション分割ツールのことが雑誌などでとりあげられたとき,私は,いったいだれがこういうツールを買うのだろうと不思議に思っていた。
 最初からパーティションを切ってOSをインストールすればいいだけの話であり,無料でできることをお金を出してやろうという人がいるのだろうかと思ったのである。
 しかし,今回,こういうツールを買いたくなる気持ちがよく分かった。
 かつてと違って,今はOSが大変巨大なソフトウェアになっており,そのインストールに数十分かかるばかりでなく,その後のWindowsのアップデートにも数十分を要する。
 また,WindowxXPはアクティベーションが必要だという問題があり,機器構成を変えていないつもりであっても,もしかしたら何かひっかかってしまうのではないかという不安を感じさせられる。
 つまり,OSの再インストールに要する時間的・心理的負担が,以前とは比べ物にならないくらい大きくなっているのである。
 それだったら,再インストールせずにパーティションを変更できるツールを購入した方がよっぽどましではないかという考え方は,よく理解できると思ったのである。

 単純に,Cドライブをいくつかに分割するだけの目的だったので,いくつかあるツールのうち,最も安価なツールでよかろうと私は考えた。
 そこで,私が選んだのが,1980円のAcronis PartitionExpert Personal(ソースネクスト)である。
 これは,Acronis PartitionExpertという株式会社プロトンのソフトウェアの機能限定版をソースネクストが販売しているものらしい。
 ソースネクストは,なんとなく安かろう悪かろうというイメージがあってあまり好きではなかったのであるが,少なくともこのソフトウェアに関しては出自がはっきりしているし,単純なパーティションの分割ならばこれで何も問題はなかろうと考えた。

 買って来た後,実際にこのソフトウェアでパーティションを分割してみた。
 すると・・・見事にCドライブのWindowsのファイルが壊れて起動できなくなってしまった。
 Cドライブをいくつかに分割する作業をいっぺんにやろうとしたので,どこかでうまく行かなくなってしまったのであろうか。
 せっかくこのツールを買って来たのに,結局,WindowsXPを再インストールする羽目になってしまった。
 まったく,ソースネクストめ!(←八つ当たり)

 再インストール後,再び何度かパーティションの切り直しを試してみたが,その切り直しはうまく行った。
 やはりパーティションを切り直すという特殊な操作を行うツールであるから,常に失敗の可能性はあるということをよく認識して使うべきツールなのであろう。
 パーティションを簡単に切り直せるということ自体は,非常に便利だと思う。
 バックアップを確実にとって,失敗してもすぐに復旧できる状態で使うのであれば安価で便利なツールであるというのが,このソフトウェアに関するまとめということになろう。

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2006.05.20

 異色作家短編集の第5巻であるジョルジュ・ランジュラン著「蠅」(早川書房)を読んだ。
 私にとって,初めてのランジュラン作品であった。
 ランジュラン作品を読んだことはなかったが,さすがに有名な「蠅」の筋書きは知っているので,恐る恐る本を開いた。
 私は,本来推理小説読みであって,こういう恐ろしい作品は苦手なのである。
Fly

 物質電送実験装置を製作していた科学者を襲った恐ろしい事故・・・これ以上あらすじを語ってしまうとネタバレになるのでやめておくが,ランジュランは1950年代という古い時代にによくもこういう作品を描けたものだと思う。
 その想像力のたくましさには驚くばかりである。
 意外に興味深かったのは,その物語の描き方である。
 この原作では,件の事故の詳細は直接描かれることはない。
 科学者の妻によるなぞの夫殺害事件から始まり,その妻の奇矯な行動が描かれ,そして最後に妻の手記によりその真相が明らかにされるのである。
 私を含めて多くの読者はこの有名な作品の内容を知っているであろうから,最初から話が見えてしまっているのであるが,全く予備知識なくこの作品に接した発表当時の読者は,本当にどきどきしながらこの作品を読むことができたのだろうと思う。
 数々の伏線を張って,最後に科学者の妻の手記でそのなぞが明らかにされる構成は,実は大変ミステリ的ですらある。
 そして明かされるショッキングな結末が当時の読者を驚がくさせたであろうことは想像に難くない。
 真相が分かっていて読んでも,なお,うまいと思う。
 その事故の場面を直接描かず,科学者の妻の心理を通して描かれているからこそ,より不気味な不安と恐ろしさを伴う愛の物語になっていて,物語に引き込まれてしまう。

 「蠅」を原作とした映画「ハエ男の恐怖」は,まるで仮面ライダーのエピソードのようなそのタイトルテレビ放送時の渡辺徹の吹替えが不評だったことでやや損をしている気がするが,この原作を読む限り,大変気になる映画である。
 怖い作品は嫌いなのだが,一度は見てみたい気もする。
 なお,リメイク作品の映画「ザ・フライ」の方はテレビで見たことがあり,あまり好きにはなれなかったことを覚えている。

 「蠅」一辺倒の感想になったが,それ以外にも,列車事故に遭った男のその後を描く「奇跡」,どこにもない世界の女性との恋に落ちた男の運命を描く「彼方のどこにもいない女」,犯罪を見抜いた者のユニークな活躍を描く「安楽椅子探偵」など,期待していた以上におもしろい作品があった。
 私は,ランジュランについて,ただの恐怖作品作家のようなイメージを抱いていたのであるが,実は意外とおもしろい作家だったのかもしれないと見直しているところである。

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2006.05.15

AT-900C-P4M800

 以前,職場で使っていたAT-900Cというパソコンは,約2年前に職場から出張先に宅配便で送って移動させたところ,突然動かなくなった。
 電源を入れると,明らかに通電しておりCPUファンなども回転しているのだが,なぜかBIOSも表示されないという状況に陥ったのである。
 その時以降,このパソコンは押し入れの奥にしまい込み,ときどき取り出してなんとか復活させられないものかといじっていた。
 その結果,数か月間放っておいて,取り出して通電してみると一度は起動するものの,いったん電源を落とすとまた起動しなくなるという症状が認められることが判明した。
 このようなタイプの再現性から考えて,やはり原因は電源ユニットの故障かマザーボードの故障であろうと思い,電源ユニットを買ってきて通電してみたが,症状は全く変わらなかった。
 そこで,これはマザーボードの故障であろうと私は結論した。
 ちょうどこのHPに掲載されているのと同じタイプの故障である。

 マザーボードばかりは手に負えないので,エプソンダイレクトに送り返して修理してもらおうかとも思ったが,マザーボードの交換となるといくらかかるか分かったものではない。
 それだったら,故障しているマザーボードを自分で丸ごと取り替えた方がいいではないか。
 ちょうど,メインマシンのPro-720L(Duron800MHz)も,やや不安定な点が生じてきていたので,バックアップマシンを1台用意することにも意味がある。
 そこで,AT-900CのCPU(Celeron1.7GHz-Willamette)と光学ドライブ,FDDから別の1台を作ることにした。
 メモリも流用したかったが,今どきSDRAMが使えるマザーボードの方が珍しいので,マザーボード,メモリ,PCケースは新規に購入することにし,マザーボードが変わると当然AT-900CのOSのライセンスは無効になると思われるので,OSも買うことにした。
 HDDもAT-900Cからの流用でも良かったのであるが,160Gバイトのものがたまたま家にあったので,それを使うことにした。
 とにかくAT-900Cの使える資産はなるべくそのまま使って,動くパソコンを安く用意するというのがコンセプトである。

 新宿のソフマップに行ってみたところ,PCケースはスカイテックのミニタワー(電源付き)が4980円,マザーボードはGIGABYTEのGA-8VM800Mが6380円,512MバイトのDDR333メモリが5180円,WindowsXPHomeが13800円で,まとめ買いの場合,3000円の値引きがあって27000円余りであった。
 どうにか動くパソコンが完成した。
At900c

 光学ドライブとFDDの部分だけ変色しているのは,AT-900Cからの流用であるという事情によるものである。
 AT-900Cとは似ても似つかないが,CPUは流用であるし,AT-900Cがなければ作らなかったマシンであるので,新しいチップセット(VIA P4M800)の名前も借りて,AT-900C-P4M800と呼ぶことにした。
 しばらく運用テストをした上で,安定性が十分であれば,これをメインマシンにして,現在のメインマシンをセカンドマシンにしてしまおうと思う。

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2006.05.14

LIVING:BAR

 先日,LIVING:BAR新宿野村ビル店に行った。
 西新宿と言えば高層ビルであり,景色のいいレストランには興味があったので,以前から機会があれば行ってみようと思っていた店である。

 新宿野村ビルは西新宿の北側にあるビルであり,この店はその新宿野村ビルの北側ないし東側を臨む方向にある店なので,高層ビル街を見ることはできないのであるが,それでも夜景は良かった。
 和洋中が混じったようなメニューであり,料理にうるさくない私としては,「もちもち揚げたこ焼き」やナンのピザがあるので十分であった。
 もっともインターネットで検索してみると,料理に関しては可もなし不可もなしという意見が多いようである。
 難点を言えば,従業員が店全体に十分に目を配っているとは言えず,従業員を呼ぶベルの類いもないので,注文したいのに従業員がなかなか来ないという場面があったことであろうか。

 このLiving:Barは六本木と浜松町にも店を出しているらしいのだが,六本木店のリンクは切れているし,経営している会社のホームページも見つからないところが不思議である。
 実際に行ってみると「サントリー館」と書かれた看板があるし,はし袋に「リザーブ友の会」の会員心得が書かれていたりするし,出しているビールはサントリーのモルツなので,サントリーが経営に関係している店なのかもしれないとも思うのだが,それだったらなぜサントリーがホームページを作っていないのだろう。
 店の素性に関しては,どうにもよく分からない。

 ともあれ,景色がいいので,なかなか楽しめる店であった。
 店のレイアウトを見ると,外の景色を見ることができない席も少なくないので,行く予定ができたら予約するのが無難なようだ。
 また,クーポンがあれば20パーセント引きになるので,これは必ず持参すべきだろう。

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2006.05.07

13のショック

 異色作家短編集の第4巻である,リチャード・マシスン著「13のショック」(早川書房)を読んだ。
13のショック

 リチャード・マシスンは,私が子供のころからとても気になっていた作家である。
 中学生や高校生だったころは,お小遣いで買うことができる本の数が限られていたので,私の場合,早川書房や東京創元社の目録を書店からもらってきて,その目録の内容をかなり詳しく読んでいた。
 目録を読んで判断する限り,リチャード・マシスンは大変気になる存在であった。
 目録で紹介されていたリチャード・マシスン作品というのは,例えば

 自動車で白昼のハイウェイを走行中,たまたま追い越した大型トレーラーにつけ回され,殺害されそうになる平凡な男の恐怖を描く「激突!
 吸血病のまん延により,周囲の全ての人間が吸血鬼になってしまった男の孤独と恐怖を描く「地球最後の男
 原因不明の理由により1日に7分の1インチずつ体が縮み始め,無に帰してしまいそうになる男の恐怖を描く「縮みゆく人間
である。
 どれも理不尽な恐怖に直面した人を描いた作品であり,目録に書かれたその4行ほどのあらすじを読んだだけで,どんな作品なのだろうかと私はあれこれ想像してしまっていた。
 それ以来,私にとって,リチャード・マシスンはずっと気にかかっていた作家であり,現在絶版になっている「縮みゆく人間」は未読であるが,「激突!」や「地球最後の男」は購入して読んでみた。
 そして,それはやはり期待に違わぬ作品であった。
 そのリチャード・マシスンの短編集が,この「13のショック」なのである。

 この「13のショック」には,表題どおり13編の短編が収められている。
 その中で私にとって特に興味深かった作品を2つ挙げるとすれば,「人生モンタージュ」と「陰謀者の群れ」であろう。

 「人生モンタージュ」は,ある映画を観た作家志望の男の感想から始まる。
 ここからは,ネタバレの要素があるので一部黒い文字で書くが,この男は,自分が作家として成功するための努力を10年以上もの間続けているのに,映画の登場人物の同様の努力がわずか2分間ないし3分間の描写で描かれていることに不満を覚える。
 すなわち,映画のように簡単に時が過ぎればいいのに・・・と。
 そして,この男の人生が描かれるのであるが,これがまさに秀逸であると思う。
 最初,ずいぶん省略の多い下手くそな文章を読んでいるような気になるが,それが,決してそうではないことに間もなく気付かされる。
 これは,ある意味で本当に恐ろしい作品である。
 すべての瞬間を大切に生きたいという気持ちを改めて思い起こさせられた。

 「陰謀者の群れ」は,また別の意味で大変恐ろしい。
 周囲から嫌がらせを受け,迫害される男の思考と行動。
 まとめてしまえばそれだけなのだが,これが極めてうまく描かれている。
 ネタバレも何もあったものではないのだが,リチャード・マシスンならではの作品であると言えよう。
 この作品の詳細は,読んでもらうほかない。

 この短編集中のほかの作品も,知っていそうで知らない世界(?)に踏み込んでしまった男を描いた「次元断層」,ロサンゼルスが世界中に拡大していく(?)「忍び寄る恐怖」,自らの死を目撃した(?)男たちの葛藤を描く「死の宇宙船」など粒ぞろいであり,どこか狂った世界を描かせるとリチャード・マシスンは本当に光っている

 これこそ異色作家と言うべきであろう。
 リチャード・マシスンは,すごいと思う。

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2006.05.04

さよなら,isao.net

 今までずいぶん長い期間,利用してきたisao.netのメールアカウントが停止されてしまった。

 昔,ドリームキャストという短命に終わったゲーム機を購入した際,そのゲーム機に必要であるとのことであったので取得したアカウントだったのであるが,このメールアカウントはさんざん利用させてもらった。
 そもそも,このisao.netというインターネットプロバイダの料金体系は大変変則的であり,TELコミチケットコースという料金コースでいったんアカウントを作成すると,その後はダイヤルアップ接続に利用した分の料金だけしか請求されないというものであった。
 それでいて,isao.net外からのメールアカウントの利用を許すしくみになっていたため,他のプロバイダで接続してもメールアカウントの利用には基本的に制限がなかった
 そこで,私はいつも@niftyの常時接続からisao.netのメールアカウントを予備のメールアドレスとして利用していたのである。
 すなわち,ここ数年間,私はそのメールアカウントをさんざん利用していたが,isao.netにダイヤルアップ接続したことがなかったので,isao.netに対する料金の支払は全くなかった。
 こんなことでisao.netはきちんと商売として成り立っているのかと心配であったが,私が言うべきことでもなかろうと思って,結局メールアカウントだけ利用させてもらってきていたのである。

 ところが,さすがにisao.netもこのような利用のしかたを好ましくないと考えたのか,最近,利用規約が改正されて,60日間isao.netへのダイヤルアップ接続がなく,かつ,有料コンテンツの利用もしていないメールアカウントは停止されることになったのである。
 この規約に基づいて,先ごろ,私が長年利用していたメールアカウントも停止されるに至った次第である。
 最初のころに購入したTELコミチケットというisao.netの利用権の余りが数百円分残っていたはずであるが,これを返金してもらう手段はなさそうである。
 しかし,数年間無料でメールアカウントを利用させてもらっていたのであるから,それくらいはisao.netに寄付することにしよう。

 今まで,このisao.netのメールアドレスを様々な会員登録などに利用してきたので,最近はスパムメールもたくさん届くようになってきていた。
 そういったことを考えると,他のメールアドレスに引っ越す潮時だったのかもしれない。
 さよなら,isao.net,今までありがとう。
 今後は,私がisao.netを利用することはなさそうだ。

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