2006.06.11
地球の歩き方 スイス
旅行ガイドブックの「地球の歩き方 スイス」を購入した。
スイスは,近いうちに行ってみたい国の一つなのである。
スイスのどこに行ってみたいのかというと,ライヘンバッハの滝である。
スイスの一般的な観光コースからはややはずれるのであるが,推理小説読みの私としては,シャーロック・ホームズゆかりのこの場所は見逃せない。
ガイドブック「地球の歩き方」によれば,近隣の町であるマイリンゲンには,シャーロック・ホームズが生前に行ったバーまで存在するらしい。
本当ですか?
しばしば,この地は,シャーロック・ホームズ終焉の地と称されているが,これは正確ではないであろう。
たしかに,シャーロキアンの中には,ロナルド・ノックス師を初めとして,「空き家の冒険」での復活後のシャーロック・ホームズがやや精彩を欠くこと等を根拠に,シャーロック・ホームズはライヘンバッハの滝で没したのであり,「空き家の冒険」以後の復活したシャーロック・ホームズの物語は,実在のシャーロック・ホームズを描いたものではなく,ワトスン博士が創作した架空の物語であると主張する人たちもおり,その説を採るならば,ライヘンバッハの滝は,シャーロック・ホームズが死亡した場所であるということになる。
しかし,それは必ずしも通説であるとは思われない。
「空き家の冒険」以降の物語も本物のシャーロック・ホームズによるものであると考えるならば,ライヘンバッハの滝は,むしろ,ジェームズ・モリアーティ教授終焉の地と呼ばれるべきであろう。
スイス政府観光局のホームページによれば,マイリンゲン起点のハイキングコースもあるようであり,スイスらしい自然の魅力も見逃せない。
ガイドブックを読むだけでも,大変興味深い。
2006.06.04
くじ
異色作家短編集第6巻のシャーリイ・ジャクスン著「くじ」(早川書房)を読んだ。
勉強の足りない私は,これまでこの作家のことは全く知らなかった。
もし,異色作家短編集に入っていなかったら,一度も読むことのないままだったかもしれない作家である。

22の短編が収められているのであるが,どの短編にも共通して言えるのは,そのなんとも言えない微妙な悪意や居心地の悪さである。
各作品の中で,作中の登場人物は,それぞれに微妙に意地の悪い行動や非常識な行動をとって,不協和音のようなものを生じさせ,唐突に物語が終わる。
どれも,必ずしも犯罪に当たらないような微妙な意地の悪さの領域にとどまっているので,推理小説や犯罪小説とはまた異なっており,心に引っかかるような居心地の悪さを生じさせるのである。
ほかでは感じたことのない不思議な感覚であり,この辺りがこの作家の持ち味なのだろう。
ただ,小説にカタルシスを求める私などから見ると,消化不良の物語ばかりで満足感に乏しい。
私は,前に,ロアルド・ダールの短編「南から来た男」が高く評価されていることが理解できないということを書いたことがあるが,その読後感と少し似たような感覚を感じた。
その記事を書いたとき,「奇妙な世界の片隅で」のkazuouさんが,「人間の不可解さが描かれているのが,この作品の読みどころではないかと思う」旨のコメントをつけてくれていて,それを読んでなるほどと思ったことがある。
シャーリイ・ジャクスンの「くじ」は,人間が持っている悪意や底意地の悪さを描いていて,そこが読みどころであると考えると理解しやすい気がする。
こういうタイプの小説も,ひとつの「奇妙な味」のあり方なのかもしれない。
でも,やはり私には向いていないタイプの小説だと思う。
響
先日,Dynamic Kitchen & BAR 響 西新宿野村ビル店に行った。
新宿野村ビルの高層階にある飲食店である。
予約をせずに行ったため,窓と窓との間の柱の脇にある,外が見えることは見えるが微妙な位置にあるテーブルに案内されて食事をした。
料理は,凝ったものが多くおいしいとは思ったが,やや値段が高めであり,いすとテーブルが貧弱でくつろげない感じがしたのが今ひとつであった。
全般的に見て,私は,新宿野村ビルに行くなら,Living:Barでいいやと思った。
2006.06.01
Shuriken(Amateur)
新パソコンにメールソフトを導入した。
どのメールソフトを導入すべきかについて少し悩んだが,今まで常用してきたメールソフトが一番使いやすかろうと考え,結局,Shurikenを導入した。
メールソフトのShurikenというと,Shuriken Proだと思う人がいるかもしれないが,決してProではない。
かつて購入した一太郎11に付属していたShuriken2.2である。
このShuriken2.2は,Proのような豊富なカスタマイズ機能こそないものの,メールソフトとしての基本的な機能はあるし,普及しているOutlook Expressを狙ったウィルス等とは無縁であるので,これはこれでいいだろうと私は思っている。
わざわざProを買うほどの理由はないので,私としては大変満足度が高い。
実際,一太郎11を買ったらおまけについてきたソフトウェアであるのに,私は一太郎11よりもこのShurikenの方をはるかによく使っている。
一太郎13以降には付属していないソフトウェアであるので,非常に微妙な立場のメールソフトである。
このソフトウェアについての情報は,インターネット上でも必ずしも豊富ではないので,環境やデータの移行がうまくできるかどうか心配であったが,一太郎11に付属していたJUST SYSTEM インターネットツール中のユーザー管理ツールでデータや環境をバックアップすることが簡単にできる仕組みになっており,USBメモリにいったんバックアップして,それを新パソコンでリストアすると,簡単に環境をそのまま移行することができた。
メール環境も整い,どうにか新パソコンも使いやすくなってきた。

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