2006.09.17

マッターホルン・グレイシャー・パラダイス

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(37)

 平成18年8月9日,ゴルナーグラートから降りた後,今度はロープウェイに乗って,マッターホルン・グレイシャー・パラダイスに行くことにした。
 同行していたoriori氏によれば,ゴルナーグラートマッターホルン・グレイシャー・パラダイスは,ツェルマットに来たならばぜひとも行っておきたい展望台らしい。

 「地球の歩き方・スイス」2006年版によると,以前はクライン・マッターホルンだったのに,名称が変更されて,マッターホルン・グレイシャー・パラダイスになったらしい。
 英語の語感はよく分からないのだけれど,個人的には「パラダイス」などと言われると変に安っぽい感じがして笑ってしまう。

 今度は,登山鉄道ではなく,3つのロープウェイを乗り継いで頂上の展望台まで行った
フーリまでのロープウェイ
 ロープウェイというのは,楽しいのだけれど,ちょっと恐い。

 マッターホルン・グレイシャー・パラダイスの標高は,3883メートルであるとのことだった。
 ロープウェイで簡単に来ることができるが,富士山よりも標高が高い
 ガイドブックなどにも,息切れしやすいのでゆっくり歩くよう書かれている。
 まるで,高地トレーニングのようである。
 そこには,夏とは思えない風景が広がっていた。
マッターホルン・グレイシャー・パラダイス

 マッターホルンも,目の前にその美しい姿を・・・
マッターホルン・グレイシャー・パラダイスから見たマッターホルン
・・・と思ったが,いまいましい雲にさえぎられて全く見えなかった
 しばらく,展望台にいて粘ってみたが,雲が動く気配もない。
 残念ながら,ここから見るマッターホルンは断念せざるを得なかった。

 ちょうどマッターホルンと反対側に位置するブライトホルンは,非常にきれいに見えた。
ブライトホルン
 これもきれいな山だと思う。

 本当に夏だとは思えないくらい別の世界だった。
 たしかに,この展望台は必見である。

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高床式倉庫

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(36)

 平成18年8月9日,ツェルマットの町を歩いていて,大きな通りから少し入り込んだところに,高床式倉庫のような建物を見つけた。
高床式倉庫みたいな建物
 ほら,ねずみ返しもついているし・・・。

 実際に何の建物なのかは,知らないのだけれど。

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2006.09.16

ゴルナーグラート

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(35)

 今回のスイス旅行にあたり,私は,マイリンゲン周辺については十分な予習をしたが,ツェルマットについてはあまり調べていなかった。
 しかし,マイリンゲンで合流したoriori氏はかなり下調べをしていたようで,ツェルマットではゴルナーグラートという展望台が必見であると教えてくれた。
 そこで,平成18年8月9日は,朝からGornergrat-Bahnに乗り,ゴルナーグラート展望台に出かけた。
 ゴルナーグラート展望台は,標高3089メートルの展望台らしい。
 それ自体が非常に高い山だと思うのであるが,周りには更に高い山がそびえたっているので,スケールが違うとしか言いようがない。

 ゴルナーグラート展望台からの眺めは素晴らしかった。
 特にツェルマットの主題とでも言うべきマッターホルンは,ほぼ完全な姿を見ることができた。
ゴルナーグラートから見たマッターホルン
 背景の空の青さとそびえたつマッターホルンの美しい姿は,しばし時間を忘れるほどであった。
 ここまで,雨と霧にたたられて眺望の面では全く恵まれない旅行であったが,ここで全てをばん回するかのような見事な晴れ上がり方である。
 晴れ男のoriori氏が合流してから,天気が非常に良い。

 ゴルナーグラート展望台からは,そのほかのスイス・アルプスの山々も楽しむことができた。
 スイス・アルプス最高峰(ヨーロッパでは2番目)のモンテローザも目の前に見えた。
ゴルナーグラートから見たモンテローザ
 モンテローザを見ていると,同行していたoriori氏が白木屋魚民の話を始めるので笑ってしまった。
 たしかに,モンテローザなのではあるが。
 居酒屋チェーンである株式会社モンテローザのホームページに掲載された会社情報によれば,同社は,モンテローザがスイス・アルプスの最高峰であるように,フードビジネス界における最高峰を目指しているらしい。
 しかし,居酒屋とはあまり関連性がない名前であるような気がするので,命名のしかたとしては微妙なところである。

 ゴルナーグラート展望台での景色を楽しんだ後,再び登山鉄道に乗ってツェルマットに戻った。

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Ambassador Zermatt

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(34)

 平成18年8月8日から2日間,oriori氏と私はツェルマットに滞在した。
 ツェルマットで宿泊したのは,Ambassador Zermattというホテルである。
 ツェルマット駅のごく近い場所にあり,駅を出て右手に行くと,すぐに見つかった。
Ambassador Zermatt
 四つ星ホテルであり,十分快適であった。
 駅や町に近い立地も,このホテルの長所であろう。

 ツェルマットは,マッターホルンのふもとの町であるが,このホテルの部屋のベランダからもマッターホルンを見ることができた。
 ただし,ほかの山の陰になる位置関係であるため,マッターホルンの先端の部分がやっと顔をのぞかせているという状態であった。
Ambassadorから見たマッターホルン
 部屋からマッターホルンが先端しか見えないことに不満を感じる人もいるかもしれない。
 私は,少しだけ顔を出しているマッターホルンもけっこうおもしろいと思ったけれど。

 部屋から見えるマッターホルンを背景に,oriori氏が両手にバナナを持って微笑んでいる楽しい写真も撮影したが,oriori氏の姿を公開するのはルール違反なので,残念ながら公開は差し控えることとする。

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2006.09.14

Casa Rustica

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(33)

 平成18年8月8日,ツェルマットでの夕食は,Casa Rusticaというレストランに行った。
 この店の前には黒板があり,日本語で案内文が書かれていた。
Casa Rustica
 この店に限らず,ツェルマットには日本語の案内文が書かれたレストランがとても多い。
 英語を解さない外国人観光客で最も多いのが日本人なのであろう。

 食事は,フォンデュ・シノワーズを食べた。
フォンデュ・シノワーズ
 スイス風しゃぶしゃぶのようなものだと聞いていたが,まさにそのとおりだった。
 海原雄山先生に怒られそうなくらいしゃぶしゃぶである
 個人的には,あっさりしていておいしいと思ったけれど。

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2006.09.12

ツェルマットへ

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(32)

 とうとうマイリンゲンを離れるときが来た。
 平成18年8月8日,oriori氏と合流してライヘンバッハの滝を再訪した後,oriori氏と私は次の目的地であるツェルマットに向かうことにした。

 まず,マイリンゲン駅からインターラーケン・オスト駅に行き,そこで電車を乗り換えてシュピーツ駅まで行った。
 インターラーケンの東西にあるブリエンツ湖とトゥーン湖の沿岸をそれぞれ走る優れた景勝の鉄道路線である。
 この路線は,既に述べたゴールデンパスラインという観光路線の一部にもなっている。
ブリエンツ湖・再び
 前日には遊覧船でゆっくり湖上を行ったブリエンツ湖の湖畔を,この日は特急列車で駆け抜けていった。

 シュピーツ駅からは,再び乗り換えて,ブリーク駅に向かった。
 その途中にあるカンデルシュテークという町は,シャーロック・ホームズがモリアーティ教授の部下に大岩を落とされて襲撃されたダウベン湖とその近くのゲミ峠に続くハイキングコースの入口に当たる都市でもある。
 いつか行ってみたいハイキングコースのひとつである。

 ブリーク駅で,また乗り換えて,ツェルマット駅行きの電車に乗った。
ブリーク発ツェルマット行き
 いよいよツェルマットに到着である。

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再訪・ライヘンバッハの滝

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(31)

 平成18年8月8日,oriori氏と合流した私は,「英国旅館パーク・ホテル・ドゥ・ソバージュ付属のレストランKristallで昼食をとった。
Kristall
 oriori氏がいれば言葉のことを考えなくて済むので,注文もらくらくである。

 ライヘンバッハの滝も,oriori氏とともに再び訪れた。
 二日連続でライヘンバッハの滝に行った観光客は,あまりいないかもしれない。
晴れの日のライヘンバッハの滝
 明るい日差しの下にあるライヘンバッハの滝もなかなか良かった。

 マイリンゲンの町を見下ろすと,これも晴れていればこその,前日と違った風景であった。
晴れの日にライヘンバッハの滝付近から見下ろしたマイリンゲン
 まさに,「晴れ男」のoriori氏様様である。

 一人で訪れて,ひたすら個人的な趣味に走ってホームズとモリアーティ教授の対決場所まで歩いていった前日の訪問もそれはそれで良かったが,oriori氏と一緒に会話しながら訪れたのもなかなか楽しかった。
 私は,前日にライヘンバッハの滝を訪れたとき,ケーブルカー駅で,"Reichenbachfall-Bahn"100周年記念キャップを買ってかぶっていたのであるが,oriori氏はその帽子に書かれている"100 Jahre"という文字を見て

 100周年か!
 ぬりへろ~
などと言っていた。
 oriori氏とは長い付き合いなので,私には分かるのであるが,氏が「ぬりへろ」というのは,普通の人が「なるほど」と言うところを故意に変えて言っている変化球であり,一種のギャグなのである(と,まじめに解説してもしようがないのだけれど)。
 人というものはやはり変わらないものだなと思い,その言葉ひとつ聞いてほほえましく思ってしまった。

 ちなみに,この「ぬりへろ」という意味不明の言葉を「なるほど」という言葉の代用として使う用法は,私とoriori氏の共通の友人である「にゃんつけの独り言」のにゃんつけ氏とoriori氏以外の人が使うのを聞いたことがないので,おそらく世界中でこの2人だけが用いる特殊な用法なのであろうと思われる。
 その証拠として,現時点で,googleを使って,"ぬりへろ"という言葉を検索をしても,「にゃんつけの独り言」以外には何もヒットしない。
 まさに恐るべき2人である。

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2006.09.10

合流・マイリンゲン

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(30)

 平成18年8月7日までの旅行は苦難の連続であった。
 外国語がさっぱり分からない私にとって,外国で一人で旅をすることは,大変危険でもあり,困難を伴う冒険だったのである。
 しかし,平成18年8月8日からその不安は解消された。
 この日から,外国暮らしの友人とマイリンゲンで合流したのである。
 そう,その友人とは,平成17年のニューヨーク探検企画の際にもお世話になった,○○界(敢えて伏字)のナポレオン,Oriarty教授こと,Life in New Yorkのoriori氏である。

 oriori氏とは,マイリンゲン駅で待ち合わせをした。
マイリンゲン駅
 平成18年2月以来の再会であった。
 ますます元気そうで何よりである。

 とりあえず,Oriarty教授ことoriori氏とともに,マイリンゲン市内のシャーロック・ホームズ像を再び訪れた。
 この日は,前日までと違って,きれいに晴れていた
シャーロック・ホームズ像・再び

 前日まで,断続的に雨が降っていたことをoriori氏に告げたところ,氏は

 晴れ男だから
とにこやかに語ってくれた。
 なるほど,さすがですな,教授。

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Schuh

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(29)

 平成18年8月7日の夕食は,インターラーケンにあるSchuhというレストランに行ってみた。
Schuh
 店内にはかなり日本人が多く,チーズフォンデュを食べている人が多かった。
 一人でフォンデュというわけにもいかないので,結局,私は無難にステーキを食べてしまった。
 この店では,しつこいハエ2匹との闘いがとても印象に残っている。
 基本的にチーズ等を使う料理が多いスイスではある程度やむを得ないのかもしれないが,レストラン内にとてもハエが多かったのである。
 特に私のテーブルの近くには2匹のハエが代わる代わる近づいてくるので,気になってしかたがなかった。
 食事はおいしかったと思うだけに,少し残念である。

 食べ終わるとかなり夜遅くなっていたので,インターラーケン・オスト駅まで歩いていって,普通電車でマイリンゲンまで戻った。
 夏のヨーロッパは日が長いので,つい夜遅くまで外で過ごしてしまう。
 それにしても,この日は充実した一日であった。

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インターラーケンを歩く

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(28)

 平成18年8月7日,私は,ブリエンツ湖の遊覧船でインターラーケンまで行った。
 せっかくだから,インターラーケンを少し歩いてみた。

 インターラーケンの市内にはヘーエマッテという緑地公園があるのであるが,その前を歩いていたら,遠くに山が見えた。
ヘーエマッテから見たユングフラウ
 これは,世界遺産にも指定されているユングフラウであろう。
 夏でも雪のある高峰の姿は,やはり美しい。

 ヘーエマッテの一角に日本庭園があった。
日本庭園
 何ゆえにこのようなものがあるのかと思ったが 近くに「友好の庭」と書かれた記念碑とその説明文があり,ようやく事情が分かった。
友好の庭
 どうやらインターラーケンは,滋賀県大津市と姉妹都市提携をしていて,その縁で大津市の協力により,庭園が造られたらしい。
 こんなところに日本の庭園があるとは,世界は狭い。

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ブリエンツ湖の遊覧船

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(27)

 ブリエンツは,ブリエンツ湖という名の静かな湖の北岸の東端付近に位置する町である。
 そして,ブリエンツ湖には,ブリエンツとインターラーケンとの間には,1日数回の割合で遊覧船が行き来している。
 湖と言えば遊覧船であるから,これに乗らない手はない。

 私は,平成18年8月7日,ブリエンツ湖の遊覧船に乗船した。
 直前に行ったロートホルンは全くと言っていいほど景色が見えなかったのであるが,遊覧船に乗船したときは沿岸の景色が非常によく見えた。
遊覧船から見たブリエンツ湖
 船上から撮影したので少しぼやけているけれど,山が湖の水面に映るきれいな景色である。
 こういう景色こそ,スイスらしいと思った。

 船自体は,ちょっとわざとらしい観光船だったのだけれど・・・。
 ブリエンツ湖の遊覧船

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ブリエンツ和食弁当

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(26)

 平成18年8月7日,ロートホルン鉄道を降りた後,私は,しばらくブリエンツを散策した。
 その際,ひときわ目をひいたのが,この看板である。
ブリエンツ和食弁当
 ブリエンツ和食弁当と書かれている。

 どういう経緯でここに和食弁当の看板を掲げた店ができたのか全く知らないが,「ブリエンツ」という地名と「和食弁当」という言葉が一緒になった不思議な響きを,とてもおもしろく感じた。

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ブリエンツのロートホルン

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(25)

 平成18年8月7日の午後は,マイリンゲンの隣町であるブリエンツに行ってみた。
 ブリエンツには,ロートホルン鉄道という蒸気機関車で動く登山鉄道があるので,これに乗って山に登ることにした。
ブリエンツ・ロートホルン鉄道
 客車2両を下からぐいぐいと押し上げていく蒸気機関車がなかなか楽しい。
 標高2298メートルの山に登るので,片道1時間くらいの時間がかかるのであるが,楽しい汽車旅であった。

 客車の同じボックスに,祖父母と思しき人に連れられた子供がおり,人懐こく笑って私を写真に撮ったりしたので,こっちも写真を撮って見せてあげた。
ロートホルン鉄道で出会った子供
 君のおかげで楽しかったよ。

 このブリエンツ・ロートホルン鉄道は,傾斜が大変きついため,蒸気機関車自体に傾斜がつけられているという意味でも,少しおもしろい。
 この蒸気機関車は,この鉄道の見所であろう。
傾斜した機関車

 山頂からの眺めも素晴らしい・・・
ロートホルン山頂からの眺め
・・・はずであったが,リギに続いて,天気が悪くて何も見えなかった。
 今回の旅は,天気にたたられている。

 山頂から再び鉄道で下ると,それなりに景色も見えてきた。
 やはり,山頂の高度になると霧に包まれているようである。
下りの鉄道からの眺め
 遠くに見えている湖は,ブリエンツ湖である。
 こうなるとスイスらしいすがすがしい景色である。

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アーレシュルフト

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(24)

 ライヘンバッハの滝をケーブルカーで降りた私は,マイリンゲンのもうひとつの主要な観光地であるアーレシュルフトに向かうことにした。
 ライヘンバッハの滝のケーブルカー駅(ふもと駅)から歩いて20分くらいの場所に西側の入口がある峡谷である。
アーレシュルフト・西側

 峡谷沿いに歩道が設けられており,そこを歩きながら景色を楽しめるようになっていた。
 狭い場所では,反対側の岩壁に手が届かんばかりだったのであるが,そういう場所は暗くて写真写りがあまり良くなかった。
 広くなっているところでも,景色としてはなかなか良かった。
アーレシュルフト

 このアーレシュルフトは,人気のある観光地なのか,団体客が多数訪れていた。
 時間帯が違うからかもしれないが,人の多さではライヘンバッハの滝が完全に負けていた
 私は,アーレシュルフトを歩いて東側に抜けた後,鉄道でマイリンゲン駅に戻った。

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2006.09.09

ライヘンバッハの滝 (5)

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(23)

 前回の記事の最後の写真の分かれ道を左前方に進んだ。
 すると,間もなく行き止まりなっている場所に到達した。
 そこが,シャーロック・ホームズとモリアーティ教授の対決の場所であった。
対決の場所
 ホームズとモリアーティ教授が転落したと思われた事件の教訓からか,柵が設けられていた。
 当然,対決の時には,この柵がなかったのであろう。

 ケーブルカーの駅からは,はるか遠くに見えていた星印も目の前にあった。
星印
 近くで見ると,かなり落書きされていることが分かる。

 また,左の岩壁には,この場所がホームズとモリアーティ教授が対決した場所であることを記載した掲示がされていた。
対決の場所の掲示
 この掲示をしたシャーロキアン団体が,この場所を対決の場所と認定したのであろうか。

 モリアーティ教授は突き当たりの場所から滝に向かって転落したのであるから,そこがどういう場所なのか見ておこうと思い,とにかく突き当たりまで行って真下をのぞき込んでみた。
対決の場所から滝をのぞき込んだ風景
 こうしてみるとかなり迫力のあるながめである。
 ただ,モリアーティ教授の死体が滝つぼに沈むためには,滝に向かってかなり勢いよくダイビングを試みなければならないようにも思われる。
 ホームズが用いたと言われる日本のバリツの技がかなり冴えていたため,モリアーティ教授は滝の方に向かって勢いよく落ちていったということなのであろう。
 後のホームズは,「空き家の冒険」において,モリアーティ教授の最後について

 僕はすぐがけのふちから覗いてみたが,はるかしたへ落ちてゆき,岩にあたって跳ねかえり,しぶきをあげて水のなかへ落ちこむのが見えた
と述べている。
 当時とは岩の状態が違う可能性もあるが,モリアーティ教授は滝つぼの手前に見えるあの岩にぶつかって,滝つぼ側にはねて落ちたのかもしれない。

 歩き始めたケーブルカーの駅は,ちょうど滝の反対側に見えた。
対岸のケーブルカー駅
 ケーブルカー駅からこの場所まで歩いて40分くらいと言われて歩き始めたのであるが,少し余裕を見て言ってくれた時間だったように思う。
 実際には,30分くらいの時間でここまでたどり着くことができた。

 ケーブルカー駅のはるか向こうにマイリンゲンの町が見えた。
対決の場所から見えるマイリンゲン
 この場所から,あのマイリンゲンの町まで走って往復したワトスン博士は大変だっただろうな。

 20分間あまりの間,このホームズとモリアーティ教授との対決場所付近を行ったり来たりしながら,対決の場面に思いをはせていた。
 その間,私のほかにはこの場所に来た人はだれもいなかった。
 やはり,ライヘンバッハの滝は,観光地としてはそれほどはやっていないようである。
 しかし,私は十分楽しめた。

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2006.09.07

ライヘンバッハの滝 (4)

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(22)

 Zwirgiから,ホームズとモリアーティ教授が戦った場所を目指して,今度は下り坂を歩き始めた。
 前回の記事の最後の写真の標識にあるマイリンゲン方面に下りていったのである。
 ここからは,いかにも山道である。
下りの道

 10分くらい下ると,標識があり分かれ道になっていた。
 まっすぐ進むとマイリンゲン方面,左に曲がるとライヘンバッハの滝方面と書かれている。
分かれ道
 ここは迷わずライヘンバッハの滝方面に左折すべきであろうと考えた。

 だんだん寂しい山道になってきた。
山道
 本当にこの先が目的地なのか不安になってきたが,とりあえず前進し続けた。

 しばらくすると,こんな場所に出た。
目的地は近い?
 左手に立っている標識によれば,右斜め後ろ方向がマイリンゲンに向かう下りの道である。
 しかし,標識にはないものの左前方に進む道が見える。
 もしかしたら,そこがホームズとモリアーティ教授が場所なのでないかと考え,左前方に進んでみた。

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2006.09.06

ライヘンバッハの滝 (3)

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(21)

 ケーブルカーの運転手氏は,更にアドバイスをくれた。

 この上に展望所がありますよ。
 歩いて15分くらいですね。
 星印のところまで行くなら,40分くらいでしょう。
 シャーロック・ホームズのファンとしては,40分くらいで歩いて行けるのなら,ホームズとモリアーティ教授の対決地点まで行ってみなければなるまいと私は考えた。
 そこで,まず,ライヘンバッハの滝の展望所に向かって坂を上り始めた。

 ライヘンバッハの滝を見るという観点から言うと,3か所の展望所滝を横切る橋の合計4か所が見どころであると言えるだろう。
 最初の展望所は,滝の本体は木に隠れてあまりよく見えないが,滝つぼを斜め上方から見ることができた。
展望所その1
 かなりの高度から水が落ちていることが見て取れると思う。
 死体が浮き上がらないかどうかはともかくとして,たしかに落ちたら死亡するという気はする。

 更に少し上ると第2の展望所があった。
 ここからは水の流れはあまり見えないが,真上から見た滝つぼの様子が楽しめる。
展望所その2
 こうして見ると,まさに目もくらむような高さである。

 第2の展望所のすぐ先に,滝を横切る橋があった。
 この橋の下を通り過ぎた水が,まっ逆さまに滝つぼに落ちていくのである。
 その落ち口のところを写真撮影してみた。
橋から見た滝
 写真では分かりにくいかもしれないが,すさまじい勢いで水が落ちていく。
 ここに飛び込めば,モリアーティ教授と同じ運命をたどることができそうだ。

 そして,第3の展望所である。
 ライヘンバッハの滝の,上端の部分の更に上の水流を見ることができるのである。
 この写真の水の流れが,その後,先ほど案内した橋の下をとおり,滝つぼに落ちていくのである。
展望所その3
 狭いながらも激しい水流であった。

 これらの展望所を楽しんだ後,更に上っていくと,遠景で滝の上に見えていた木造の建物のすぐ下に出た。
Zwirg
 この建物のちょうど裏側には,Zwirgiというバス停がある。
 このバス停は,マイリンゲンからグローセ・シャイデックに向かうバスの停留所であるので,もしライヘンバッハの滝のケーブルカーを利用しないでこの位置まで来たいのであれば,マイリンゲンからバスを利用するという方法もある。

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2006.09.04

ライヘンバッハの滝 (2)

 ライヘンバッハの滝と氷河急行の旅(20)

 平成18年8月7日,私は,とうとうライヘンバッハの滝にやってきた。
 私は,感激してしばらく見入っていた。
ライヘンバッハの滝

 すると,先日書いた親切なケーブルカーの運転手さんが私に話しかけてきた。

 ほら,あそこに星印があるでしょう。
 シャーロック・ホームズは,あの場所でモリアーティ教授と戦ったんですよ。
 なるほど,よく見ると,たしかにそのようなことが書かれている。(拡大可)
ホームズとモリアーティ教授が戦った場所についての解説

 最初に掲載した写真のどこに星印があるかお分かりであろうか。
 少し分かりにくいので,赤い線で囲って再掲しておく。
ホームズとモリアーティ教授が戦った場所

 目を凝らしてよく見ると,星印になっていることがよく分かる。
ホームズとモリアーティ教授が戦った場所・拡大

 ホームズとモリアーティ教授が戦った場所がライヘンバッハの滝に向かって右岸にあるのか左岸にあるのかという点については,挿絵の画家によって異なっているのであるが,シドニー・パジェットの挿絵では滝に向かって左岸として描かれており,また,当時,滝に向かう登山道は右岸にはなく左岸のみにあったことなどから,実際には左岸であったとの説が有力である
 この星印もまさにライヘンバッハの滝の左岸にあった
 ケーブルカーの駅はライヘンバッハの滝に向かって右岸にあるので,対岸にその場所があるということになるのである。

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2006.07.16

SALOMON Extend Mid XCR

 夏に旅行をしてお散歩をするときのために,トレッキングシューズを買いたくなった。
 本格的な山登りをするつもりはないが,ハイキングコースをてくてく歩くのにそれらしい靴があったらいいだろうなと思ったのである。

 L-Breath新宿店というアウトドア用品の店に行き,たまたま値下げされてお買い得品になっていたハイキングシューズを買った。
 それが,SALOMONというメーカーのExtend Mid XCRという靴なのである。
Extend Mid XCR

 定価が15645円のところ,7998円に値下げされていた。
 L-Breathのネットショップでは,色違いの同型品が14862円で販売されているので,新宿店限定のお買い得品だったのかもしれない。
 本格的な登山をするわけではないので,私としてはこのくらいの製品で十分である。
 見た目もそれらしくてなかなかいい買い物をしたと思う。

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2006.06.11

地球の歩き方 スイス

 旅行ガイドブックの「地球の歩き方 スイス」を購入した。
 スイスは,近いうちに行ってみたい国の一つなのである。

 スイスのどこに行ってみたいのかというと,ライヘンバッハの滝である。
 スイスの一般的な観光コースからはややはずれるのであるが,推理小説読みの私としては,シャーロック・ホームズゆかりのこの場所は見逃せない。
 ガイドブック「地球の歩き方」によれば,近隣の町であるマイリンゲンには,シャーロック・ホームズが生前に行ったバーまで存在するらしい。
 本当ですか?

 しばしば,この地は,シャーロック・ホームズ終焉の地と称されているが,これは正確ではないであろう。
 たしかに,シャーロキアンの中には,ロナルド・ノックス師を初めとして,「空き家の冒険」での復活後のシャーロック・ホームズがやや精彩を欠くこと等を根拠に,シャーロック・ホームズはライヘンバッハの滝で没したのであり,「空き家の冒険」以後の復活したシャーロック・ホームズの物語は,実在のシャーロック・ホームズを描いたものではなく,ワトスン博士が創作した架空の物語であると主張する人たちもおり,その説を採るならば,ライヘンバッハの滝は,シャーロック・ホームズが死亡した場所であるということになる。
 しかし,それは必ずしも通説であるとは思われない。
 「空き家の冒険」以降の物語も本物のシャーロック・ホームズによるものであると考えるならば,ライヘンバッハの滝は,むしろ,ジェームズ・モリアーティ教授終焉の地と呼ばれるべきであろう。

 スイス政府観光局のホームページによれば,マイリンゲン起点のハイキングコースもあるようであり,スイスらしい自然の魅力も見逃せない。
 ガイドブックを読むだけでも,大変興味深い。

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2006.02.25

不老園

 石和温泉への旅(3)

 石和温泉付近から帰る前に梅園に行ってみようと思い,石和温泉駅から一駅だけ電車で移動して,不老園に行った。
不老園
 平成18年2月19日時点では梅はまだ十分開花しておらず,少し残念であった。

 不老園を見学した後,そのまま帰宅した。
 非常にアクセスしやすい手近な温泉なので,また,機会を作って石和温泉に来てみるのもいいかもしれないと思った。

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ケーキハウスミサワ

 石和温泉への旅(2)

 石和には,ケーキハウスミサワという有名なケーキ屋があるらしいと聞いたので,行ってみることにした。
 ホームページによれば,ムッシュミサワというTVチャンピオンの「全国ケーキ職人選手権」で優勝した職人さんが経営している店らしい。
 ムッシュ・・・やはり洋菓子職人の場合,「ムッシュ」という感じなのか。

 店の中でケーキを食べられるようになっていたので,生チョコショートというケーキを食べた。
生チョコショート
 大変おいしいケーキだった。
 さすが,ムッシュミサワである。

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ホテル花京

 石和温泉への旅(1)

 平成18年2月18日から山梨県の石和温泉に1泊旅行に行った。
 新宿から手軽に行ける代表的な温泉の一つであるから,いつか行ってみようと思っていたのである。

 宿泊先は,ホテル花京というところにした。
 駅からやや遠い位置にはあるが,事前に連絡しておけば駅まで送迎してくれるので問題はなかった。
ホテル花京
 このホテルには西館(和室10畳)と東館(和室12畳)があり,東館の部屋に宿泊したが部屋はきれいで快適であった。
 お風呂は,「古代桧風呂+露天岩風呂+サウナ風呂」と「大理石風呂+露天桧風呂」の2つであり,チェックイン時刻から午後8時までと朝は前者,午後8時から夜中までは後者が男湯となっていた。
 古代桧風呂は良かったと思うが,その外にある露天岩風呂は大変狭く,2名くらいしか同時に入れないのではないかと思われるほどの面積であった。
 想像するに,もともと屋内の風呂だけだったのに,スペースがないところに無理矢理露天風呂を増設したのではなかろうか。
 今どき露天風呂の一つもないと温泉地の旅館としてはアピールしづらいだろうと思うので,その辺りの事情を感じさせるような作りであった。
 大理石風呂は,あまり特徴がなく,魅力がなかった。
 こちらの方は,脱衣所も古代桧風呂の方と比べると古ぼけた感じでつまらなかった。
 露天桧風呂は,広くはないが露天岩風呂ほど狭くもなく,まずまずだと思ったが開放感はあまりなかった。
 全体として,お風呂の魅力はそれほど高くないと言わざるを得ないと思った。

 部屋の印象は悪くないのでいい宿だとは思ったが,お風呂にはもう一工夫ほしいところである。

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2006.01.07

三笠屋

 第一観光「とくとく宿泊プラン」レポート(2)

 平成17年12月30日,熊本県にある湯の児温泉の三笠屋に第一観光「とくとく宿泊プラン」で宿泊した。
 杖立観光ホテルひぜんやについて書いたときに触れた格安宿泊プランである。

 この温泉は不知火海に面している海沿いの立地が特徴であり,三笠屋のホームページでも

 全ての客室から不知火海が望めます。
 波の音に耳を傾け、心安らぐ時間をお過ごしください。
と書いて,その眺望を自慢している。

 ところが,この三笠屋に実際に「とくとく宿泊プラン」で実際に宿泊したところ,宿泊した部屋からは海が一切見えなかった
 宿泊した部屋は,三笠屋の1階に位置していたのであるが,海沿いの部屋より高い位置に歩道が設けられているので,構造上,どうやっても海は見えないのである。
 したがって,ホームページに書かれている「全ての客室から不知火海が望めます」という」という記載がうそであるか,私が案内された部屋が実は客室ではなかったのかのいずれかであることは明らかである。
 また,この三笠屋のお風呂は,露天風呂も含めて一切外が見えないので,お風呂からの眺望も期待できない。

 部屋そのものもあまり印象が良くなかったし,部屋の中にあった急須は注ぎ口の部分が割れて欠けていた。
 欠けている急須を使わせる温泉旅館は,あまり多くないと思う。
 朝食もバイキング形式等ではないので,「とくとく宿泊プラン」にはフルーツがつかないなどの差が設けられていたようである。

 これは「とくとく宿泊プラン」の中でも,明らかにはずれであろう。
 もう行かないと思うので,Cランクである。

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杖立観光ホテルひぜんや

 第一観光「とくとく宿泊プラン」レポート(1)

 九州にある第一観光株式会社という旅行会社が,「とくとく宿泊プラン」という温泉旅館の格安宿泊商品を販売している。
 宿泊料は格安でも温泉施設自体は同じものが利用できるのであるから,温泉好きにとっては無視できない存在である。
 この商品は,たくさんの温泉旅館と提携している商品であるので,同じ料金でも実際に宿泊する温泉旅館によってサービスの程度は当然異なっているはずである。
 そこで,現在私の両親の家がある熊本周辺の温泉旅館について「とくとく宿泊プラン」で宿泊した際の感想を記録しておくことにしようと思う。
 暫定的に,A(再訪の価値あり),B(値段相応),C(もう行く気はない)の3段階にランク付けしてみることにする。

 私が,最初にこの「とくとく宿泊プラン」で温泉旅館に宿泊したのは,平成17年7月下旬のことであり,そのときは,杖立温泉の杖立観光ホテルひぜんやに宿泊した。
 このひぜんやは,館内に熊本県と大分県の県境があるという熊本のはずれに位置する温泉旅館である。
 杖立温泉のホームページによれば,かつて弘法大師空海がこの地を訪れ,温泉の効能にいたく感銘を受けていたとのことである。
 さすが空海である。
 何かの由来を語る時,空海ほど各地で用いられている人物もなかなかいない
 ことに温泉の発見にかけては空海は秀でているようだ

 ひぜんやは,大規模温泉旅館としては非常に良い方だと思った。
 とくとく宿泊プランで宿泊した場合,夕食の品数が若干少なくなっているようではあったが,朝食はいわゆるバイキング形式であるので他のプランの場合と差がない。
 お風呂の種類も多く,中でも館外にあって送迎してもらえる「吉祥の湯」や「玉ノ樹温泉」の展望露天風呂は良かったと思う。
 ここは,Aランクとしておこう。 

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2005.08.14

完勝

 ニューヨーク探険企画(31)

 2005年8月5日,私は,宿泊先のoriori邱を出て,地下鉄駅でoriori氏と握手を交わした後oriori氏と別れ,JFK空港に向かった。
 帰りのアメリカン航空便は,約3時間30分ほど出発が遅れたが,2005年8月6日,無事,日本に到着した。
成田に到着したアメリカン航空便

 今回のニューヨーク探検旅行は,言語についての習熟の面でも現地の習慣についての知識の面でも明らかに不足している私が一人で,いろいろなところを歩き回ったので,個々の場面を見ると,一本取られたと思ったり,どうしていいか分からなくなって立ち往生してしまったりと,まさに完敗続きの探検旅行であった。

 しかし,それはそれとしても,やはり旅行をして良かったと思うのである。

 1つには,何よりもoriori氏のことである。
 今回,私は,oriori氏が仕事で大変忙しい時期に1週間以上もの長期間にわたって,oriori邱を訪れ,滞在させていただいた。
 しかも,その期間中に,午前零時過ぎに帰宅するなどして,oriori氏には大変な迷惑をかけた。
 ところが,oriori氏は,いやな顔一つせずに私を歓迎してくれて滞在させてくれ,話し相手になってくれた。
 oriori氏は,学生時代から友人としてお付き合いさせていただいているが,本当にいい人だと心から思う。
 このような友人を持てたことは,私としては,なにものにも代えがたいことだと思うし,そのことを今回の旅行を通じて実感し,再認識した。
 これだけでも,旅行をしてよかったと思うに十分な理由となりうる。

 また,もう1つ挙げるならば,ふだん過ごしている日本を相対的に見る一つの視点を経験できたということを挙げることができるであろう。
 ニューヨークも,それはそれで素晴らしい町だと思う。
 自由の女神やメトロポリタン美術館はやはりすごいと思ったし,それがなくても独特の魅力がある町である。
 それらの魅力は今回の旅行で堪能させてもらった。
 その一方で,今回の経験を踏まえて,日本の東京(例えば西新宿(笑))も,ニューヨークに決して負けない魅力がある町だということが再認識できたのである。
 詳細は省略するが,日本は,本当に住みやすく,サービスのレベルが高く,安全な国だと思う。

 個々の場面において,困惑したり立ち往生したりして私の完敗続きだっとことを否定はしないが,この探検旅行全体を通して考えれば,これだけ得るものがあったという意味で,私の完勝だと思うのである

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2005.08.13

The Argentine Pavillion

 ニューヨーク探険企画(30)

 2005年8月4日,ニューヨーク最後の晩は,ステーキを食べに行った。
 The Argentine Pavillionという店である。
アルゼンチン・パビリオン

 豪快に肉を焼いて出してくれる肉料理店であり,とりあえず旅の最後にはこのような料理を食べて締めくくるのがよかろうと考えたのである。
 サーロインステーキを食べたが,大変おいしかった。

 かなり満腹になってしまった。
 ものすごいボリュームに完敗である。

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アメリカ自然史博物館

 ニューヨーク探険企画(29)

 2005年8月4日,私は,アメリカ自然史博物館に行った。
 翌日に日本に帰る飛行機に乗ることになっていたので,観光は事実上この日が最終日であった。

 この博物館は,恐竜の骨で有名だと聞いていた。
TRex

 恐竜の骨以外にも大量な展示品があった。
 インドの星という大粒のサファイアなどは見物だと思う。
 展示品が多く,丹念に見てまわると1日では到底回れない。

 この博物館のミュージアムショップに行ってみたところ,不思議な物があった。
susikit

 なんと寿司キットである。
 これを使えば,簡単に巻き寿司を作ることができると書かれており,巻きすなどの道具が収められているとのことであった。
 しかし,なぜ,こんなものが博物館のミュージアムショップにあるのだろう。

 一日中,博物館を見て回っていた。
 このボリュームには完敗である。

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いろは寿司

 ニューヨーク探険企画(28)

 2005年8月3日の夕食は,いろは寿司という寿司屋で食事をした。
 ニューヨークに来てまで寿司ばかり食べてどうするのかという批判があるかもしれないが,やはり寿司はおいしいと思う。
いろは寿司

 私は,鉄火丼を食べた。
 日本を離れて約1週間になるが,やはり日本食が恋しくなるものである。
 日本語で注文できるのも気が楽だし,お茶が出てくるのも大変ありがたい。

 おいしかった。
 いろは寿司に完敗である。

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おみやげ探し

 ニューヨーク探険企画(27)

 2005年8月3日,私はおみやげを探すことにした。
 特に,oriori氏と私の学生時代からの共通の友人であり,付き合いの長いにゃんつけ氏へのおみやげを選ぶことは,私とoriori氏の旅行における一大イベントとなっている。
 やはり,ここはなにかひとひねりしたおもしろい品物を選ばないといけないところなのである。

 そこで,今回は,私がニューヨークのおもちゃ屋で見つけたこの品物を贈ることにした。
StarWars

 まさに,スターウォーズファンのにゃんつけ氏にぴったり
 ウーキーのジグソーパズルである。

 昔,「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクター別ジグソーパズルの中で,冬月コウゾウ先生のジグソーパズルだけが売れ残って安売りされているのを見たことがある。
 このジグソーパズルも,まさに「新世紀エヴァンゲリオン」における冬月先生と同じような地味で微妙な立場のジグソーパズルであると言えよう。

 幸い,にゃんつけ氏も喜んでくれているようだ

 どこがニューヨークみやげなのかと言われると,返答に困ってしまうというのがこのおみやげの最大の弱点であろう。
 ニューヨークに来てまでこれをおみやげにするということ自体が不適切であるとの批判は免れないところである。
 そういう正論に基づく批判には完敗である。

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Planet Hollywood

 ニューヨーク探険企画(26)

 2005年8月3日の昼食は,Planet Hollywoodというところで食べた。
 映画で使われたらしい小道具などがたくさん展示されているレストランであった。
 やはり映画の本場はアメリカである。

 私の席の頭上には,エイリアンがいた。
PHollywood

 頭上のエイリアンに見守られながら食事をした。
 エイリアンの迫力に完敗である。

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